今日は「VW・ビートル type1」を描いてみました。
カブトムシやビートルの愛称で親しまれている「世界一の生産台数」を誇る世界的な国民車の一つだと思います。
ちなみに正式には「フォルクスワーゲン・type1」というのが本当の名前だそうです。
ナチス時代のヒトラーの命令によりフェルナンド・ポルシェ博士が開発したとされています。
個人的に好きな車で購入の候補にもつねにある車なので今回描いてみました。
またいつも「イラレでどうやって描くの?」的な問いもあるので大雑把にですが製作過程を紹介したいと思います。
それでは行きます
まず描きたい物の側を描きます。
ぼくの場合、実在する車や機械系の物は主線(シルエット)をトレースして描き細かい書き込みや人物などはフリーで描いています。
描くと言っても言葉だけで言うと「マウスでベジェ曲線を繋ぐのです」になり非常に味気ない答えになってしまいます。
しかしトレースと言っても丸々そっくりトレースしません。
というのも写真には「歪み」がありそのままトレースすると「トレース丸出し」のイラストになってしまうからです。
なのでその辺は「このパーツの奥行きがこうだからここはこうだろう」的な自己解釈(描いているパーツ一つひとつを立体視する)事が大事です。
色を塗った所です
大分それらしくなりますがこの時も先ほどと同じように各パーツを「立体視」します。
それに併せてグラデーションやぼかしでハイライトやシャドウ、必要に応じて環境光など入れて行きます。
映り込みやこだわりたい部分をチマチマ描いて行きます。
それらを全部併せてついに完成!・・・なのですが先ほどの「こだわりたい部分」というのが所謂「作った者にしかわからない」部分なのですが今回はそれも紹介します。
わかり易く言うとこう言う事になります。
元の写真もぼくの描いたイラスト同様、つぶれて何が描いてあるかわからない状態でしたがそこはこだわってボンネットオーナメントやエンブレム等でググり調べて描きました。
小さくつぶれてしまうパーツや影になって見えなくなるパーツでも描いてやるのが好きなのでこう言う事をあちこちでやってます(つぶれてしまうが精密に描けば描くほど本物と同じようにつぶれるのでリアリティはあります)
ちなみにこのこだわりは99%気付かれた事は無いのですが・・・描き手の自己満足という事で
そして今回はせっかく描いたビートルなのでちょっと遊んでみました!
オープンカーにしてうちのシャミーを乗っけてみました。
こう言う遊びが出来るのもイラストならではだと思います。
オープンカーにした理由は決して頭が大きいかr・・・いえ何でもないです。
そしてビートルと言えば個人的にこの仕様がしたかった!
ハリウッド版だとカマロになっていますが初代のアニメ(G1)だとバンブルビーはワーゲンでした。
カラーリングはイエロー×ブラックでボンネットにサイバトロンマーク
厳密にはトランスフォーマーのアニメが80年代なのでワーゲン的には「マルサン」といわれる年代の物だと思いますがこのビートルは6~70年代の物なのでちょっとその辺は違うかもしれません。(雰囲気優先という事で)
という訳で今回は「VW・ビートル type1」を描いてみました。
それではまた!