今日はイラストを紹介したいと思います。
すでにWebでは公開いずみで自作ステッカーとしても印刷した事のある「Mechagodzilla」です。
「なぜ今更?」と思う方もいるかもしれませんがせっかくブログをはじめたという事もアリ制作時に思った事や感じた事など当時のぼくの中の話的な物を書こうと思います。
共感できる部分があればいいかもです。
元ネタは「ゴジラ対メカゴジラ」という大昔の映画があり子供の頃の冬休み?か何かの時にはじめてTVでみたゴジラシリーズでした。
そのインパクトに一目惚れ?してしまった訳です(小学生には衝撃的でした)
そして月日を経て自分でそれを描きたくなり描いたという訳です。
シーン的には映画の序盤、「工業地帯でのゴジラとの初戦で圧倒的な火力によりゴジラを撃退するメカゴジラ」をイメージしました。
自分の中で一番インパクトがあったシーンなので自然にそのシーンが頭に浮かんだのでそのまま描き始めました。
使用ツールはIllustrator10です。
そして完成し、ステッカーにしたり個人的に楽しんでいたのですがこのイラストのシーン的に「闇夜の燃え盛る工業地帯」という場所とメカゴジラの「得体の知れない不気味さ」を演出したくてグラデーションをかけたレイヤーでメカゴジラを闇に落とし込みそして目を光らせるという風にしました。
イラスト的にはそれでOKですがせっかく必死のパッチで描いたメカゴジラが全くと言っていいレベルで「見えない」のでいい機会という事でお披露目したいと思います。
グラデーションをかけたレイヤーとテキストを非表示にしました。
次はメカゴジラ単体です。
このメカゴジラを描いた時は修行中という事もあり「トレス」ではなく肉眼による「模写」してました。
またぼくのイラストの特長でもあるデフォルメして描く(線が太め)という事でちゃちくならないように描き込みました。
顔のアップ
線を必要最低限でポップな印象にしましたがそれだけだと物足り合いので光沢をハイライトとシャドウの2種類で金属の光沢っぽく描き込みました。
胴体も同様に描き込みます。
しかし元の画像は着ぐるみなので歪みやひずみがあるのでまともに描いていると矛盾が生じます。
その辺は適宜調整し、見栄えよくします。
右手。
基本は顔や胴体と同じです。
よく見てもらえるとわかるのですが着ぐるみなので肘の関節がおかしな感じですがそのまま描いています。
左手。
Illustratorでイラストを描く際「コピー&ペースト」は重宝します。
しかしこのメカゴジラを描く際はリベットなどには多用しましたが最初に描いた右手が肘の向きの問題もありコピー&ペーストできなかったので新たに描きました。
一応「技術の向上」というテーマがあったのと「模写」という2つの縛りがあったので極力描きました。
しかしその縛りと当時の技術や描く体力の差が出た結果、描いたのはお腹まで。となってしまいました。
最後はおまけでメカゴジラのアウトラインです。
お粗末様でした!