今回は過去に描いたキャラクター「義経と弁慶」を紹介したいと思います。
これは当時、ずっと描きたくて頭の中にあった物を形にしたのですが今見ると・・・反省点など多々有りますがこれはこれで完成したものなので1作品としてご覧下さい。
製作前のイメージは「平安時代」「闇」「妖艶」「物の怪」「サイバー」・・などを織り交ぜた世界観を描こうと四苦八苦していました。
弁慶です。
ズバリイメージは「ベルセルクのガッツ」です。
ガッツにサイバーな要素を足したキャラクターをイメージしました。
なので主力武器の「長刀」をガッツの大剣に見立ててパースの効いたアングルで・・・と描き始めましたがご覧の通りです。
今見れば個々の描き込みに捕われてお世辞にもパースの効いたアングルとは言えません(思っていた物とちょっと違う)
先述の「ガッツにサイバーな要素を足したキャラクターをイメージしました。」のサイバーな部分を見てみましょう。
ガッツがモデルという事で左手がわかりやすく義手になっています。
当然、義手には大砲が仕込んで・・だとまるパクリと言われかねないのでそこはガトリングガンが好きなのでガトリングガンにしています。
義足です。
なぜ義足にしたかと言うと脳内ストーリーとしては「弁慶は1度義経に負けておりリベンジの為にに初戦で負った傷を治療するだけでなく己の五体も武器としてパワーアップしたのだった」といったもの
義手は火力アップ、義足はスピード、瞬発力アップの為に己の体を変えてまで「勝ち」にこだわった弁慶の狂気が表現したかったのです。
ビジュアル的にはここはサイバーな要素なので「近代的」な光沢のある近代的な素材の甲冑(景色が映り込む車のボディーのような)イメージです。
当然筋肉の代わりにコンピューター制御のサスペンション・・みたいなイメージで描きました。
という訳で今回は「弁慶」の紹介でした。次回は「義経」を紹介したいと思います。
それでは今回はこの辺で。