今日は本日発売したオリジナルステッカー「花魁(泥眼)」を紹介したいと思います
一人の花魁の嫉妬に渦巻く深層心理を可視化してみました。
山口貴由著:覚悟のススメという漫画から引用させていただくと「愛憎怨怒」といったイメージです。
今回のステッカーは今までと違い縁を透明にしてみました。
コンセプト的にはホラーではなく怪談、洋画でなく日本画、とくに浮世絵を参考にしました。
ちなみにタイトルの「泥眼(でいがん)」とは能面でいう鬼女の最初の段階。眼に金泥がある。品の良い美女の嫉妬に狂う様の事です。
商品情報
- 名称:花魁(泥眼)
- サイズ:7.5cm × 10.7cm ※大凡
- 材質:透明塩ビシート ※表面はラミネート加工(質感は光沢)
- 価格:850円(送料別)
商品の詳細やお求めは
それではよろしくお願いいたします。
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おまけ
ステッカーでもイラストでもなんでもそうですが製作時にいろいろ調べたりするのですが今回調べた般若についてちょっとメモ的なものを書くと・・
嫉妬に狂った女性が般若になるには過程があってドラゴンボールで例えるならフリーザの変身みたいに何度か変わるようです。
Wikipediaの「能面」から抜粋すると・・
鬼女
- 泥眼(でいがん) 眼に金泥がある。品の良い美女の嫉妬に狂う様。『葵上』の前シテなど。
- 鉄輪女(かなわおんな)、橋姫(はしひめ) 更に嫉妬の度が増したもの。『鉄輪』などに。
- 生成(なまなり)般若になる前の状態。
- 般若(はんにゃ) 嫉妬の度が極めて強く、鬼のような形相になった女性。良く見ると女性的な眉が描いてある。中成(なかなり)ともいう。
- 蛇(じゃ)、真蛇(しんじゃ) 般若より更に鬼度が増したもの。「もはや聞く耳を持たない」という意味なのか、耳がないのが特徴。なお蛇は「道成寺」の専用面である。本成(ほんなり)ともいう。
てっきり般若が最終系と思ってたらさらに上があった事には驚きました。
それではまた。